2014年下半期の読書予定を晒してみる

Tuesday, July 29, 2014 · Posted in

 もうすっかり暑くなって気づいたら梅雨も開けていて、夏の空模様です。夏は嫌いです。2014年も後半に差し掛かり、残りはどんな本読もうかなぁーって思いながらAmazonでポチポチ(wish listへ)している訳です。ということで、そんな読書予定を完全に誰得ながらも晒してみようと思います。

 基本路線としては、これまで興味があるものを片っ端から気分で乱読していた訳ですけど、会社員になって自由に使える時間も限られる訳だし、テーマみたいなものを持って読書を進めようということです。2014年後半は「もう一度やり直そう、基本的なこと」です。これまでの人生、何度基本的なことをやろうと思ったか…中学受験をしたもののロクに勉強せず、高校受験では国語・数学・英語の3科目受験、大学受験は内部進学でパス、こんな感じに歴史に関する知識がゼロに等しいです。最低限の中学生くらいを教えるのはあるけど、って感じ。
 歴史が分からないと、例えばトマス・ペインの「コモンセンス」を読んでも「へぇー」くらいにしか思えない訳です。アメリカ合衆国の建国の経緯をしっかり世界史の文脈で理解できてれば、同書を読むのも更に楽しくなると思うのです。歴史をまずしっかり読み込んでみて、その後に哲学や思想の基本書を読み進め、2015年の終わりにそのあたりの所謂「教養」みたいなのものの「基本の『き』」がひと通り身についているといいなぁーと計画します。業務に必要な知識とかは適宜空いている時間に読み進める感じで。いうて大学ずっと経営戦略を勉強してきたので、伊丹教授のMOTに関する書籍とか喉から手が出るほど読みたかったりもしますが、まぁここはブレたら負けよね、っていうことで。


<7月>

 もう7月も終わりだけど、この2冊を。中央大学教授の山田昌弘氏の格差に関するもの。格差っていうものについて強い興味があって、それを分かりやすく紐解いている本を探していたら、これに出会った。いま読んでいる途中だけど、高度経済成長の時代がどうだったかという分析からしっかり論が展開されているので、その時代を知らなかった僕としては腹落ち感が倍増する。

<8月>

 8月は、まじめに準備体操をしてみようと思う。参考にしたのは、読書猿さんの「よく考えるための10冊/思考・技術のためのプラチナ・クラシックス」というもの。経営戦略をずっと勉強してきたこともあり、いわゆるロジカル・シンキングの類(MECEとか)は結構読んできたし、それなりに一般レベルには使えると思うけど、歴史とか思想とかそういうのは頭の使い方がちょっと違うのかな、なんて思ったりしてて(たぶんそんなことない)ゼロから学びたいのだ。純粋な思考法の本だけでないけど、どれも読んでいて当たり前のものなので、これ機に読んでみよう。ちなみに、お盆休みがあったり比較的時間に余裕があるのが8月なので、できるだけ予定を前倒ししたいと思っている。

<9月>

 さて、9月から歴史を基本から学ぼうシリーズの開始です。かなり厚くて文字も小さく通読するのは大変そうですが、これを片手に世界史シリーズものを読み進めようと思います。結構細かい知識やコラムが充実していて読んでて楽しい模様。



 世界史を網羅するシリーズは世の中に数多くあれど、これを選んだ理由は明確で、一人の著者が書いていること。もちろん、世の中に世界史を隅から隅まで深く理解されている専門家なんて天才は存在しないし、そんなに甘い世界じゃないのは明白。餅は餅屋なんてことわざだってある。けど、このシリーズをそういう理由で選んだのは、世界史全体をしっかりと流れとして読みたかったから。それには、やはり著者が一人のシリーズものが良いのではないかと思いました。図説というだけあって、いろいろと資料が豊富であること、全部で10冊という程よい長さであることも、これに決めた要因。

<10月>



<11月>
 
 これは世界史にもあったように、シリーズものを読み進めるための補佐的なガイドブックみたいな位置付けで。レビューとかを見ている限り、これを読み進めていけば、ちまたに出回っている歴史物はちゃんと理解できそう。


 
 日本史の方は、この「岩波ジュニア」のシリーズを選びました。いろいろとシリーズがあるなかで、これが一番程よい感じ。岩波新書の方は、短い割に内容を濃くしようと詰め込むみたいなレビューがあったので、ちょっと避けようと。話しはそれますが、岩波ジュニアって結構使える。ジュニアっていうくらいだから、僕のような20代半ばのオジサン向けではないものの、コンパクトに入門者にとって必要なものが詰まっている印象。

 <12月>

 12月は、シリーズの後半を読んで2014年も終了。結構余裕のある計画のペースなので、恐らく業務に必要な知識や、経営戦略関連の興味のある本も何冊か読める気がする。あとは会社を何時に出れるかですね…うむ。もし余裕があれば「図説・標準 哲学史」あたりを読んでみたいところ。もしくは「15のテーマで読む中世ヨーロッパ史」あたりの、歴史の知識を深めることができるものを。ここは、全て読み終わった後の気分だなぁ。


 所属していたキャンパス柄というのもあるのか、いまいち体系だって学ぶという習慣がなかったのもあって、ニュース読んだり本を読んだりしていて「基礎力が足らないのかな」ということが多いです。さらに、去年の夏に北京・ヨーロッパ旅行に行ってからというもの、歴史や思想に興味を持ち始めていろいろ読み進めていたけど、ここで一旦立ち止まって基本からやった方がいいなぁと思いつつ。さーて、今年の後半も充実したものになりますよう。
 ※追記:SFCが体系立っていないっていうのは、基礎科目(統計とか)の授業が体系だってなくてダメだとかではなく、新規性・先端性を求めるということは体系的と正反対にいると思うのです。


Powered by Blogger.