社会学文献事典を買いました

Saturday, July 26, 2014

 会社員生活が始まってからというもの、あまり読書に費やす時間を確保できていません。もちろん平日の日中は会社に行かなくてはならないので(生活のため!)、平日の夜と週末が自分の自由にできる時間です。学生時代からしたら圧倒的に短い。学生時代は自分で自由に時間の配分を決めることができたので、忙しさ的にはそこまで変わらないんだけど、柔軟性が圧倒的に高くて自分が(自己)満足できる水準をある程度保つことができました。ぬーん、どうしよう。ということでネットサーフィンしていたら、こんな記事を見つけました。「これから読書へ向かうあなたが『社会学文献事典』を手に入れるべき6つの理由」というものです。ちなみに、このブログむっちゃ参考になります。いろいろ読んでみている。


 

 
 ということで社会人になりっつも誕生日でお小遣いをもらったことだし、4,000円(カード一括で、マイルが溜まるのだ)払って買いました。さっそくペラペラめくりながら読んだりしてるんですが、とても面白い。簡単に本書の紹介を、ただリンクを張ったブログと割と被りますが。
 中身としては、1)基本文献−100冊 2)重要文献−900冊 3)講座やシリーズもの−たくさん、の3部構成です。社会学なので哲学バリバリとかではないので、いわゆる「教養をなんべんなく付けたい」とかっていうニーズを完璧には満たしていないけれども、社会学の世界で読んでいて当然というような文献は網羅しているみたい。これら1000冊を全て読み倒すのは困難だと思うけど、タイトルや著者、簡単な概要をこれで頭の片隅にしておいて興味がある分野を深堀りする糸口としては最高だと思った。
 試しに比較的じっくり読んだことのある「文明の生態史観」(梅棹忠夫著)を見てみると、なんと本人が解説している。なんという豪華な事典なんだろう…重要文献にリストされているので1/2ページが割かれている。基本文献では2ページ丸々である。読んでみると、もちろん自分が読んだときに引っ掛かった箇所とは違ったりするものの、該当文献がなぜ重要(もしくは基本)なのかということが、なんとなく分かるように思う。もちろん、この概要は数百文字くらいしかないので、該当している文献を読んだ代わりにはならない。とはいえ、ペラペラめくってベッドに転がりながら読んだりするのには面白いと思う。

 時間の制約があるなかで読書を進めようとすると、どうしても乱読というか興味があるものを片っ端からっていう読み方はできないし、ライトなものはどうしても避けたいなぁーって思うとこ。ペラペラめくりつつ「へぇー、こんな本なのね」とか思いつつ実際に文献を読み取るための糸口として極めて有用な事典だと思った。恐らく社会学を勉強している方ならば法学部生の六法のごとく、みんな一冊は所持しているものなのかな。「なにを読めばいいか分からない」「そんなに読書に時間を割けないので、読む本を適切かつ簡単に選びたい」といった方に非常にオススメな一冊です。






 

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